2018年3月8日
in show-insider. (Last updated: 2018年3月13日)
FALL-WINTER 2018/19 <BR />READY-TO-WEAR COLLECTION

FALL-WINTER 2018/19
READY-TO-WEAR COLLECTION

秋の色合いに染まった森を舞台に発表された最新のプレタポルテ コレクション。81のルックを彩るのは、シャネルを象徴するブラック&ホワイトに加えて、赤茶色やオレンジ、モスグリーンやパイングリーン、ブラウンなど、自然の豊かな色調を揃えたカラー パレット。葉のモチーフのプリントから、枝をかたどったようなブレード、複雑なリーフ模様の彫刻で装飾されたボタンまで、詩情が織りなす計算されたシルエットには、洗練されたなかにも着心地のよさが感じられました。

ほつれ加工を施したものやウーブン ツイード、あるいはクラシックなスタイルで登場したツイード、コーデュロイやウール サージ、ニットにぬくもりを添えるのは、オーバーサイズのスカーフやピンク レザーのミトン、フェザーをあしらったファンタジー ファーのカフなど。ルックを完成させるのはゴールド オキサイド(黄褐色)のサイハイ ブーツやアンクル ブーツ、フラット ダービーシューズです。カール ラガーフェルドが生み出した新作トートバッグ「31」は、スムースレザーにキルティングやツイード、またはコットン キャンバスのプリントを合わせています。

また別のルックでは、チューブ型のシェイプとスクエア ショルダー、ハイネック、あるいは新鮮なかかと丈のボトムスを合わせたスタイルが、ストレートなロング コートと見事に調和していました。シャネルを象徴するジャケットはロング丈や、腰までのクロップド丈で登場しました。バスク風ポンチョの要素を取り入れ新たな解釈が加えられたスーツ。ペンシル スカートやドレスには、スリットやベンツを入れて、足取りを軽やかに。柔らかなビスキュイやエクリュ、ホワイトなどの色調のニットウェアに、ゴールドのアクセントや繊細なルレックスが輝きを添えています。フロアレングスのヘムが印象的な大きなコートは、オーバーサイズのカフにより、ドラマチックなケープのような雰囲気を漂わせています。イヴニングの装いが登場すると共に、磨き抜かれたモダンなエレガンスへと期待が高まります。さまざまなバリエーションで展開されたリトル ブラック ドレスはほとんどがロング ドレスで、素材にオーガンザやエンブロイダリー チュール、モスリン、レースを使用して、透明感やレイヤードの質感を演出しています。ドレスに合わせていたのは、ブラックやホワイトのトリムを施したキルト ジャケットや、フェザーをあしらったファンタジー ファーのケープでした。

Françoise-Claire Prodhon

© Olivier Saillant